シュタインズ・ゲート ゼロ!最高のアニメだった。
今晩は、黒焦げです。元気です。
アニメです。
|-゚)っ[シュタインズ・ゲート ゼロ]
さて。
今回はアニメ版シュタゲゼロの最終回を受けまして、
一挙、シュタゲゼロの内容を振り返ってみましょう。
ネタバレ全開のフルトークで行きますので、本編未視聴の方は回れ右。
とりあえず見てきてから帰ってきてくださいw
それではネタバレに注意してお進みください。
1.アニメ版として再構成された、秀逸な全体構成
原作ゲーム版シュタゲゼロも、相当な良ゲーだった訳ですが、
それに負けず劣らず、アニメ版シュタゲゼロも最高の仕上がりです。
|-゚)っ[つーか、何よりも構成力がヤバい](ぉ
原作ゲームは、各ルート毎に高威力なシナリオが用意され、
それらをプレイヤーが咀嚼し、自分の中でまとめあげて、さらに噛みしめる。
そんなゲーマーが理想とする、ノベルゲームの最高峰でした。
さながら、フルプレイして初めて完成するパズルの様で、
自分の中で物語が一つにつながった感覚は、今でも忘れられませんw(ぉ
しかしこう言った構成は、アニメとしては非常にシナリオに起こしにくい。
アニメとして1本道に整理するには、分岐の都合で相性が悪く、
普通はどれか1つのルートをアニメ化して終わり、そんな作品が多いです。
(゚ー゚)。○ ( 中には複数回アニメ化する稀有な作品もあるが。fateとかw
でもこれをやってしまうと、シュタゲゼロの魅力は微塵も伝わらない。
上記のパズル的な快感が全く感じられなくなるからです。
アニメ放映前は、黒焦げもその辺りを心配していました。ですが。
(゚д゚)< まったくの杞憂だったぜ!(ぉ
序盤こそ原作に忠実な滑り出しでしたが、
中盤の山場、後半のラストスパートにて、大胆なアニオリを追加していく。
それが見事に各ルートを繋げ、美味しい所を見事に拾いきりましたw
しかも本編シナリオは疎かにはしないで仕上げているときている。
(゚д゚)< はぁ・・・すごすぎぃ・・・(感嘆
2.大胆にして秀逸なアニメオリジナル展開
ここからは、挿入されたアニメオリジナルについて振り返って見ましょう。
黒焦げの印象に残ったものからピックアップしていきます。(ぉ
・死んでも魅せるヒロインの意地、α世界線クリスティーナ!(8話)
(゚д゚)< 流石助手。最高過ぎるだろう常考w(ぉ
ゲーム版でも相当にショッキングだったシーンの一つ。
アニメ版でも前半の見せ場となっております。
原因不明のリーディングシュタイナーに襲われたオカリンがたどり着いたのは、
まさかの紅莉栖が生きている、α世界線だった。
世界線変動演出と共に、変動率が1%を切ってしまう演出に、
ゲームなのにリアルな悲鳴を上げてしまったのもいい思い出ですw
あれだけ苦労して辿りつたβから、αに戻ってしまうとか、どれだけ絶望かw
そんなオカリンを、叱咤激励するのはもちろん助手こと紅莉栖ちゃん。
実はこの辺りの展開、ゲームではラボの中で完結する部分となっており、
外にでて色々するのは、アニメオリジナル。
(゚ー゚)。○ ( 流石ヒロインやな・・・ここぞと言わんばかりの倍プッシュw
実は、生きている牧瀬紅ちゃんを見れるのは本作ではここだけなんですよね。
それもあってか力の入れようがヤバい。1話丸々使ったぞおいw
そして最高なのがラストカット。
この世界線では、紅莉栖ちゃんがオカリンのDメール送信に”間に合ってしまい”、
結果としてまゆしいを見殺しにしてしまった模様。
当然ながら失意のオカリン。
それは紅莉栖ちゃんから見ても、相当痛々しい状態だったのでしょうな。
それを半年以上も見せられて、それなら”あの時、間合わなければ良かった”、
とでも思ったのでしょう。
そして過去の自分に送る、あの内容のDメールです。
(゚д゚)< 尊すぎて死んでしまうぅっぅっ・・・!(落ち着け
紅莉栖ちゃんがどんなメールを送ったか、なぜ世界線がもとに戻ったのか。
この辺り、実はゲーム版ではモヤッとしてた部分でした。
そこが綺麗に補完されて、視聴者を萌え殺す展開に化けた。
(゚д゚)< 元々高威力のシナリオに、更に火力を上乗せしたw恐ろしい事だw(ぉ
・あれ?Amadeusってこんなに活躍したっけか?(21話)
(゚д゚)< 思った以上にAmadeusの存在感が凄い。(何
3000回を超える、連続タイムリープを決心するオカリン。
これ、大人になった綯ちゃんと、まったく同じ事をしようとしてる。
綯ちゃんは気が狂ってしまったけれど(どちらが先かはわからんが)、
オカリンの傍らにはAmadeusがいつも居た。
黒焦げの妄想では、傍らにAmadeusが居たからこそ、
3000回超えのタイムリープは成功したんだと思うんだ。(ぉ
そして問題の、オカリンが機関に捕まってしまうシーン。
もうこの辺りは完全にアニメオリジナルで、
ループ中にこんな熱い見せ場があったとは知らんかった、と言うレベルの話w
|-゚)っ[やっぱりそこにもAmadeus]
オカリンの唐突なタイムリープ発言にも紳士的に取り合い、
きっちりと打開策を提示する。
(゚д゚)< 流石Amadeus。オカリンと視聴者の期待を裏切らない。最高かよ。(ぉ
・真帆にゃんルートキタコレー!まさかのオートマトン回収かよ!(22話)
(゚д゚)< 絶望的だった真帆にゃんルートの微回収。神采配だなw
タイムマシーンが破壊されてしまう原因は、Amadeusが原因であることが分かる。
つまり最初の、原因不明のリーディングシュタイナーが分岐点だった。
再び、Amadeus・紅莉栖を犠牲にしなければならないのか?と葛藤するオカリン。
苦悩するオカリンに、Amadeusはあの時のように語りかける。
(゚д゚)< 尊い・・・(語彙力
言ってしまうと、この辺りのAmadeusとの会話は、ゲームでは1ミリも存在しません。
完全にアニメオリジナルとなります。
そしてここでAmadeusを登場させたのは、単なるファンサービスではなく、
真帆にゃんルート、存在証明のオートマトンの微回収をやるためだった!(ぉ
真帆にゃんルートでは、
ディストピアを回避するために削除されるAmadeusと、
それを涙ながらに実行する真帆にゃんの、ラストカットが印象的なシナリオです。
このルートは、本筋ルートとは大きくシナリオの流れから外れるため、
黒焦げも、流石にこれをアニメにぶち込むのは無理だろうなぁと思ってました、が。
(゚д゚)< この辺り、平然と期待値を飛び越えよる。制作陣おそそるべしw
真帆にゃんルートとはニュアンスが厳密には異なる会話でしたが、
真帆にゃんとAmadeusの今生の別れとしては、きっちりフォローが出来ていました。
認証コード入力からの、Amadeusから敬愛する先輩への最後の言葉。
それを聞いて涙する真帆にゃん。
このシーンは何度見ても、強引に泣かせに来る力技感がある。(ぇ
黒焦げとしては、ニュアンスの違いもあるので、
ゲーム版を是ひともプレイして欲しい所。
(゚д゚)< あの、シュタインズゲート世界線に繋がる感動を、皆も味わって欲しいw
・オカリン格好良すぎだろぉぉぉぉぉ!!!!(最終話)
(゚д゚)< これぞ主人公の胆力っ!(何
これは伝説に残るCパート。
オペレーションアークライトにより、時空の彼方へ飛ばされた、まゆしいと鈴羽。
そこに、オペレーションアルタイルと称して、自分の死を逆手にとる救出作戦を実行。
原作ゲーム本編では、その成否は語られませんでしたが、
アニメではここをきっちり、ラストカットに詰め込んできましたね!
タイムマシーンの光をバックに、ドヤ顔決めるオカリンの格好良い事この上ないw
オペレーションのネーミングセンスも馬鹿野郎並にキマってるし、
黒焦げはこの中二病男に魅了されてしまっているようですw(今更感
エンディングの余韻に浸っている所に、この不意打ちだったので、ホントヤバい。
(゚ー゚)。○ ( 一体このアニメは、何回黒焦げを泣かせれば気が済むんだw(ぉ
振り返ってみると、なんだかAmadeus関連のアニメオリジナルが多いですね。
いや、それは気の所為ではないのです。なぜなら。
(゚д゚)< 実はゲームの最後の方だと、Amadeusの出番が殆ど無くなるからね!
Amadeusの存在自体が、シュタインズゲート世界線到達への弊害になります。
なので原作ゲームだと、それが前提に話が進むため、後半出番がなくなるんですよね。
実際原作ゲームをプレイしていると、
後半に差し掛かるにつれてAmadeusの出番が減るのが、ちょっと寂しくはあったw
(゚ー゚)。○ ( まぁでも、そう言う無情感も味があって黒焦げは好きだったけどねw
しかし制作陣は、大胆にもAmadeusの出番をギュッと詰め込み増やした模様。
結果として仕上がりを見てみれば、繋ぎとして最高の役割を果たし、
(゚∀゚)< 英断だったと言わざるを得ない感じだよね、とw(ぉ
2.原作ゲームの見所をそのままに、アニメに凝縮させ結晶となった(何
(゚д゚)< 何もアニメオリジナルだけが素晴らしい訳じゃないよ!(ぉ
いや、誤解されないように、きっちり言っておこうと思いまして?
原作ゲームでの見所を、見事に映像化したシーン。
その筆頭はまさしくあそこでしょう。
|-゚)っ[鳳凰院凶真ッ!復活ッッッ!](何
あれはホントズルい。
原作ゲームで展開知ってるのに、普通に泣けるしテンション上がるw
俺たちの凶真が帰ってきた。ホントこの一言に尽きる。
むしろ、これをやるための壮大な溜めが、今までの全話だと言っても過言じゃないw
(゚д゚)< そして復活後の無双っぷりたるやwムーブ強すぎるw
復活するや否や、今までのは何だったのか。
ロリっ子ジョセフィーヌなどと、迷言を飛ばしつつも、
ラボメンを総動員してオペレーションを成功させに動くw
あれよあれよと言う間に、チェックメイト一歩手前まで話を勧めましたよこの人w
このリズム感はアニメでしか出せないし、
最後は辛くも成功しない点も、エンターテイメント性高すぎて、ホントズルいw
なんかこれ以上は、原作ゲームの感想と混じっちゃう感じがしてきたので、
詳しくはこっちを見て欲しい。(ぇ
・無限遠点のアルタイル ~STEINS;GATE 0~ - 黒焦げのあれ
・相互再起のマザーグース ~STEINS;GATE 0~ - 黒焦げのあれ
・交差座標のスターダスト ~STEINS;GATE 0~ - 黒焦げのあれ
3.神曲の連続。いとうかなこさん、マジぱねぇっす。
(゚д゚)< 締めとして語るのなら、やはり挿入歌でしょう。
いやほんと、シュタゲシリーズは名曲が多い。
どの曲を聞いても、その作品の記憶が蘇ってくるw
それらを展開に応じて、適切にEDに採用しているスタイル。
(゚д゚)< 狙い通りにドハマリし過ぎてるの、本当にヤバいw
ミンゴスの新曲には申し訳ないが、完全に引き立て役になってしまってるw
まぁ、いとうかなこさんが強すぎるのでしょうがない、と思って頂きたいw
(゚ー゚)。○ ( 伊達に歴代のシュタゲ曲を歌ってきてないって事だw
ほんとラスト3話のEDの畳みかけは必聴。
(゚д゚)< 是非とも何度も見て、何度も聞いて堪能して欲しいですね。(ぉ
4.エル・プサイ・コングルゥ。(最後に)
(゚д゚)< 控えめに言っても、シュタゲゼロアニメは最高だった。(ぉ
いや、本当に最高に楽しい一時でした。
前話を復習してから、今週の話を見るなんて視聴スタイル、ホント何年ぶりだったか?
是非とも皆さんにもこの感動を分けてあげたいので、アニメを見てほしいけれども、
シュタゲゼロから見てしまうと、何だこれ?になってしまいます。
なので。
|-゚)っ[無印1~23話(β)、からのゼロ1~23話、そして無印23話、24話]
という順番で見ましょう。黒焦げとの約束だぞ!(ぉ
合計48話で、いつの時代の1年アニメだよ!ってツッコミを入れたくなる程の長編。
だけど、絶対に損はしない。これは断言できます。(ぉ
そうそう、最近、こう言うのが発売されたのだぜ?
|-゚)っ[フルアニADV STEINS;GATE ELITE]
黒焦げも購入予定。
なにやら、無印シュタゲのゲームとアニメの良いとこ取りらしい。
(゚ー゚)。○ ( もしかして新規参入にベストなやつなのでは・・・?
プレイ後の続報があるかもしれないので、その際はよろしくです。(ぉ
さて、締めましょうか。
シュタインズゲート制作スタッフの皆様、そして志倉千代丸神様。
素晴らしいアニメを、本当にありがとうございました。
それではまた、別の世界線でお会いしましょう。
エル・プサイ・コングルゥ。(お粗末さまでした。)