劇場版 Fate/stay night[Heaven's Feel] 案の定見てきたぞ！
今晩は、黒焦げです。元気です。
アニメです。
タイトルの通り。台風もなんのその。HFの序章、見て参りました。
|-ﾟ)っ[劇場版 Fate/stay night[Heaven's Feel] ]
お土産のポストカードは、新旧ギル様と似非神父。
マジマジと見ると、似非神父、だいぶおじさんになってるな・・・ｗ
さて、ここからは視聴の感想を述べていきたいのですが、その前に。
！！！注意！！！
ネタバレを含みますので、未視聴の方は注意してください！
ネタバレに関しては複雑な問題なのですが、
今回の劇場版を見た限りでは、ネタバレに注意するに越したことはない。
まぁ、そう言う判断です。（何
それでは行ってみましょう！
感想一言目からこんな言うのも何ですが、
（ﾟдﾟ）＜ 序章って、評価難しいよね・・・！（何
これ、どういう事かって話だけれども、
「今回の映画どうだった？」って聞かれれば、そりゃあ
「うん、まぁ悪くなかったよ。」って答えるのだけれども、じゃぁ
「見所はどこだったの？」って聞かれると、途端に
「うーん、それは困る。」って感じになる。（何
序章という事もあり、盛り上がりや見所などは、作りとして難しい。
そういう意味で、グイグイ推すのも戸惑うし、
かと言って、推さないのもそれは違う気がするとｗ
という事で整理を兼ねて、
まずは古参の目から見た今回の劇場版を語ろうと思います。（何
（ﾟдﾟ）＜ まずは何と言うか、ディティール細かい。（ぉ
原作勢がこの劇場版を見て思うのは、
（ﾟーﾟ）。○ （ あのシーン、こんな風になってたのか・・・
と言った、原作で結構もやもやしていたシーンを、大きく補完していると。
そうした結果、映画にするレベルまで物語が膨らんだ、そんなイメージです。
正直、「序章だけで盛り上がるの？」って懐疑的だっただけに、
思った以上にちゃんと仕上がってて、驚いている次第です。（ぇ
中でも、桜の膨らまし方が半端ない。まぁ、ヒロインだから当たり前だけどもｗ
（ﾟдﾟ）＜ 中学生の桜！なんて激レアなんだ！（落ち着け
原作でほとんど語られなかった、桜との出会い。良い感じにHFだなぁと。（何
ことさら桜に関しては、目のハイライトが重要です。
そこで中学時代の目のハイライト。完全に目が死んでます。（ぉ
彼女の暗い半生を十二分に物語っており、見ているこっちの気が滅入ります。
凛が蟲屋敷の正体を暴いておりましたが、
あそこで桜ちゃんは修行（意味深）してた訳で、まぁそりゃ目も死ぬよねと。
（ﾟーﾟ）。○ （ あのやんわりとした表現で、映画視聴者は気づけるのかな？（何
それが、憧れの先輩と通い妻生活をしていくに従って、目が生き返ってくる。
「先輩の家でしかご飯が美味しく食べられない～」の件なんぞ、
背景を考えれば、もの言えぬ薄幸感が滲み出てしまってるぞ、と。（ぉ
（ﾟдﾟ）＜ 桜のターンはまだまだ終わらない。（何
聖杯戦争が始まってからも、ずっと桜のターンが続きますｗ
「心配だから泊まって行け」との士郎の言葉に、
なんとも言えない表情をする桜も良いのですが、
やはり土蔵での「士郎と桜の夜会話」、これが本映画随一のシーンでしょう。
一見すると何でもないような、はたまた良くわからない会話なのですが、
原作後半を知っていると、これほど味のあるシーンもない。（ぉ
この時点で既に、桜は腹に一物抱えてるのが察せて、
その事で自分を止めて欲しいと士郎にやんわりとほのめかす。
でも、士郎を危険に合わせたくないと、矛盾した願いを抱える。
（ﾟдﾟ）＜ 心中複雑すぎて、えらいことになってるんじゃが・・・ｗ
（ﾟдﾟ）＜ そしてラストカット。最後まで桜のターン。（何
100％的中している悪い予感（物理）に苦しみ、気が気でない桜。
居ても立っても居られず、雪が降る最中、士郎の帰りを待つ。
（ﾟーﾟ）。○ （ これは、絶対後悔してますねぇ・・・ｗ（ぉ
それで帰って来た士郎はボッコボコのボロボロ。
それでも”死んで無かった”事に安堵する桜を見るに、最悪を想定してましたねこれはｗ
そして2人は抱擁し、エンドロール。
（ﾟーﾟ）。○ （ 重いｗ知ってたけど、原作通りに話が重いｗ
（ﾟーﾟ）。○ （ でもまぁ、最後のはいいシーンだったな。（何
桜のストーリーと並んで、もう一つの目玉といえるのが、もちろん鯖の戦闘シーン。
前述した通り、ここはかなり加筆修正されております。
（ﾟдﾟ）＜ そう！主に！ハサン先生の活躍が！（ぉ
若奥様を謀殺、槍ニキを謀殺、アルトリアを確保。まさに大金星。
本筋は変わってないので、今更と言えば今更ですが、
映像として通しで見ると、大活躍だったんだなと気づく訳でｗ
この辺りの戦闘は細かい所までしっかり出来ていて、
とりわけ設定をきっちり利用しているのがとても良かった。
（ﾟーﾟ）。○ （ 矢避けの加護、ルーン魔術、風王結界、風除けの加護、怪力、etc…
鯖戦は相性戦と言う、Fateの特徴を活かし、かつスピード感溢れるバトルは、
流石UFO、小慣れてるなぁと改めて関心するレベルの仕上がりでした。
（ﾟдﾟ）＜ この戦闘はむしろ、原作組こそチェックするべきだね。（何
（ﾟдﾟ）＜ 後はまぁ・・・士郎・・・ｗ
しょうがないとは言え、本作序章では全く良い所なし！ｗ
あるとすれば、桜を嫁にしつつ、セイバーと凛を庇い、好感度を上げた所かな？（ぉ
と、冗談はさておき。（ぉ
HFでは、士郎が最も追い詰められて、その結果、最も人間離れするルートですので、
序章でコテンパンになるのはやむ無しなのです。
でも大丈夫、きっとラストではその主人公力を見せつけてくれます。
しかも、他のルートとは違った・・・と、これ以上は野暮ですね。（何
さて、原作玄人組からすれば、前述した通り、大満足の出だしだったと思います。
（ﾟдﾟ）＜ 控えめに言っても最高だった。（ぇ
しかし逆に言えば、にわか素人さんにはかなり辛いと思われます。
まず、前半戦（共通ルートの所）はバッサリ省略されてダイジェスト版でしたし、
桜の機微、凛の機微、わかめの機微、などの人物描写も理解に辛いでしょう。
もっと言うと、笑いを狙ってるシーンすら分りにくいまであります。（ぇ
（ﾟдﾟ）＜ 便利なガス爆発事故、SSF、激辛麻婆、謎の淫夢とかね？（何
シリアスの最中に突然ぶっこんで来るから困るし、ネタ知らないと理解しにくいしｗ
総合して、素人には全くお勧めできない作りになっているので、
非常に評価に困る、どうにかしてくれ、と言う訳です。（ぉ
本作を十全に楽しむには、
少なくともセイバールートと、アーチャールートのおさらいをしておくべきです。
そして一度映画を見てから、本編HFをプレイする。（ぇ
そして仕上げにもう一度映画を見に行く。（ぇ
何と言うか、今回の映画を本当に楽しみたいのであれば、この位の気概が必要です。
初心者泣かせで非常に悩ましい作品ですが、
ファンで原作を追っかけてるならまず見たほうが良いクオリティ。
まだまだ公開期間はありますので、忘れずに劇場に足を運んでくださいね！（ﾀﾞｲﾏ
気合とSAN値を高めに保ち、楽しいHFライフを送りましょう！（ぇ
