黒焦げのあれ

ゲーム・アニメ・漫画について、ネタバレには注意してくださいね。

2018年!夏アニメ!最終回ラッシュ! その7

今晩は、黒焦げです。元気です。

アニメです。

 

 |-゚)っ[2018年!夏アニメ!最終回ラッシュ!~重神機クロコーゲ~]
 

夏の終わりはとっくに過ぎ去り、秋を通り越して冬が顔を出す。

そんな時期になりましたが、夏アニメの最終回を振り返ってまいります。(何

それでは、ネタバレに注意してお進みください。

 

 

 

 

 

 

・殺戮の天使

(゚ー゚)。○ ( うーむ、これは評価に困る切り方。(困惑

サイコサスペンス物としては、かなり良い線行ってる。

(゚д゚)< 控え目に言っても良作。(ぉ

ただ、レイちゃんの真実が明かにされるのか?!ってタイミングで、

アニメとしての終幕を迎えるのは、ちょっと切り方酷すぎるw

こうなると作品単体として、高評価つけるのは流石に戸惑われます。

それでも、評価が高めなのは、

レイ&ザックの歪なタッグも、各フロアマスターのキチガイなメンツも、

話の盛り上がりに非常に良く貢献してくれているから。(何

普通の感覚だとあまり見ていて気持ちの良い話は無いけれども、

ダークなお話が好きならハマる要素は多いと思われます。

(゚ー゚)。○ ( 完全にそっち系に特化した、ある種清々しい出来栄えだ。(ぉ

ストーリーでの所感としては、神父のフロアがちょっとクドかった印象。

明確に「催眠・幻覚」の煙描写があったし、視聴者には分かりきった事だった。

SAN値を下げたい試みだったのだろうけど、思いの外効果は無かったねw

この辺り、

レイちゃんに自問自答させるだけなら、尺的には半分ぐらいでも良かったと思う。

本編進捗の兼ね合いで尺調整してる気がするし、

この辺りはある程度仕方のない事なのかもしれないが・・・。

(゚д゚)< まぁ、この作品の導入としては、かなり良いアニメだったと思う。(ぉ

このアニメに魅せられて、漫画に導入される人は相当数居ると思うしw

サイコサスペンス物が好きなら、一度チェックをお勧めします。

(゚д゚)< 割と強くお勧めします。(何

 

百錬の覇王と聖約の戦乙女

(゚д゚)< これは・・・何だったんだ・・・。

原作がなろう系でレベルが低いとは言え、アニメの仕上がりも相当ひどい。

掴みの序盤、なんとか頑張ろうとして原作の時系列や演出を変えるも、

それらが良い方に働いていないと言う体たらくぶり。

(゚ー゚)。○ ( これなら原作通りやったほうが、色々良かったまである。

思えばストーリーラインが全く出来ていない。

まぁ、中盤は原作に忠実に進行してるから、ここは原作のせいなのだが・・・w

(゚д゚)< でもあれだな、温泉回はアニメの戦犯か。(ぉ

ただでさえ尺が無いというのに、無駄にお色気シーン増やすの、悪手でしかない。

通しで見ると、内容がごちゃり過ぎて見るに耐えない。

ホント、こいつは誰得アニメだったんだろうか・・・?

(゚∀゚)< このあにめを作ったのは誰だ!!(何

 

・プラネット・ウィズ

(゚ー゚)。○ ( ファンシーな見た目の割に、骨太真面目なストーリー。(何

メカデザインとして考えると、丸かったりモコモコしてたり、色々と奇抜。

 |-゚)っ[すなわちファンシー](ぉ

そんな感じで、ある種の小動物的可愛らしさを残すフォルム。

後半戦でロボットのサイズ感が上がっても、それは失われなかった。

(゚ー゚)。○ ( 正直、動きは面白かったけれども、格好良くはなかったなw(ぉ

メカデザにしても、キャラデザにしても、

きぐるみ族やら愛の種族やらで、若干緊張感に欠ける世界観。

酒(ワンカップ)飲んでパワーアップ、しかも二日酔いのデメリットありとかも。

こう言う細かい所にギャグ持ち込んでくるのは、一体誰のセンスなんだろうか?w

主人公機の名前も、あくまで「先生」だったのを思い返すと、ホントニヤけるw

(゚ー゚)。○ ( 特にCMがシュール過ぎるんだよなぁ・・・w

ただその割に、やってるストーリーは至って大真面目。

これがギャップとしてかなり効いている。(ぉ

宗矢君のシリウス族は断絶、しかし、

そのシリウス族に滅ぼされかけたリエルの姫とは家族になる。重い上に心境は複雑。

宗矢君の葛藤と最後のドラゴン戦での許し。予想以上にドラマチック。

13話と言う尺の中に、ギュッと内容を詰め込んでいて、

1話見逃したら話についていけなくなる程に、濃厚でスピード感のある展開だった。

しかし、物語の解釈は、わかり易く飲み込みやすい。

変に凝っていない、かなりシンプルな作りは、視聴者に印象が良かった。(ぉ

「夢」と称してスムーズに過去回想が入れられたのがその要因だと思うけど、

これは、この舞台装置を考えた人の功労賞なのかもしれないね。

見終わった今、全体を考えてみても、抑える所を抑えた良いロボアニメだと思う。

ちょっと必殺技が地味で少ないぐらいの不満はあるけど、

これも最近の風潮に毒されてる気もするしなぁw

(゚д゚)< 今期アニメの中では良作でした。ご馳走さまでしたっ!(何

 

BEATLESS ビートレス

(゚ー゚)。○ ( やはり・・・死に体だな・・・。(憐

完結編が放映されていたので、一応確認しました。

案の定満足の行く出来ではありませんでした。

(゚д゚)< レイシアに喋らせスギィ!!!明らかに情報過多ァ!!!(ぉ

これじゃあ小説の音読と変わらないというね。

しかも作画も動いてないから、アニメではなく紙芝居と言っていい出来に。

(゚ー゚)。○ ( こいつは目も当てられないぜ・・・。

そしてラストカットが一番ツッコミどころでかい。

(゚д゚)< レイシアおま、記憶残っとるやん!なんでや!(雑

まぁバックアップが残ってた、と言う話でしか無いけども、

それだったらちょっと前の今生の別れみたいなの何だったのか。

ブラックモノリスが破壊される前提だったから、レイシアも最後だと思っていたのか?

レイシアは策略でアナログハックして、主人公を誘導(奮起)したのか?

この辺りは、考える余地と言うよりは、ちゃんと解釈を表に出して頂いて、

ラストシーンを気持ちよく見せる必要があったと思う。

黒焦げ的には、

最後にレイシアが登場して、

(゚∀゚)< てへっ、私、また嘘をついてしまいました・・・。(はにかみ

ぐらいはオリジナル展開をぶち込んで貰っても良かったんだけどなぁ。(ぇ

元が良質なSFと聞いていただけに、

もう少し見せ方、細かい掘り下げ方、説明の取捨選択ができれば、

アニメの評価も変わっていたと思う。

(゚д゚)< ほんと、残念でならねぇよ・・・。(落胆

 

重神機パンドーラ

(゚д゚)< 徹頭徹尾、やり過ぎなぐらい硬派なロボアニメだった・・・。(満足感

最近のアニメにしては、どう見てもやり過ぎな硬派具合。

黒焦げとしては好印象だけど、流行りとは逆行しているのも承知してる。(冷静

最初から最後まで、1㍉もチャラついてないし、

ギャグパートでさえ落ち着いた雰囲気に感じるw

濃厚で現代的なSF設定と、中華系ファンタジーを組み合わせてベースにした世界観。

これに変形機構を含むロボットを動かして戦わせる。

登場人物のドラマがもの凄く丁寧に描かれていて、

主要登場キャラ全員に、ちゃんと主軸に因んだストーリーが用意されている。

 |-゚)っ[そしてそれを考慮した尺がじっくり2クール](ぉ

適切なペース配分で、余すところなく上記の内容を丁寧に盛り込んでくれた。

(゚ー゚)。○ ( これは正に老舗のお仕事だと思う。(何

ドラマ面、と言うか立ち位置的においしかったのは、グレン番長とジェイさん。

序盤はレオンさんに突っかかって仲違いしてたけれども、

中盤以降に信頼関係を構築してからは、ぐっと来たりするシーンが多かった。

グレン番長の暑苦しいトークは好きだったし、

ジェイさんのツンデレレな女子力は最高だった。(何

例えばピックアップすると、ジェイさんがレオンさんに悪態つくシーン。

ジェイさんの後ろ姿でセリフが聞こえて来る。これはいつも通りの冷静な口調。

けど、次のカットで振り返った瞬間、ジェイさんニヤけてるんだよなぁ・・・w

(゚д゚)< おっまw全然怒ってませんやんwウラハラですやんw(何
(゚д゚)< ジェイさんのヒロイン力が爆発するっ!!!(ぇ

こう考えると、ドラマパートはこう言う細かい描写が多い。

ケインさんの息子描写も、普通メインに据える所をラストカットのバスに留めてる。

しかもケインさんのコメントも「いいや、なんでもない。」で終わらすクールさ。

ケインさんが暗に、息子を救うことが出来たんだなと思い捨てる、の心理描写を

これだけの数カットで凝縮するの、ホント芸術点が高いw

(゚ー゚)。○ ( うーん、これはビバップかな?(何

そう言えば、レオンさんってシナリオ上で一度もジークに作戦勝ちしてないね。

これ、「主人公がどうしても勝てない壁=レオンさん進化中」を暗喩してるのかね?

最終話の作戦も、見事ジークさんに破られるし。

そこからの(家族)愛と勇気が勝因!的な展開は、ちょいと意見が分かれそうね。

家族契約の流れは、ずっとしつこい位に伏線張ってた訳だし、納得の展開。

でも、勝ち方はちょっとガチャガチャな印象を受けた、とw

まぁ最終回だし、なんか細かい所は良く分からないけど、

爽快に盛り上がって、結果勝ったからスッキリしたよね!

的なノリは、まぁアリだとは思いますケドw

※ただし、理屈無しに投げっぱなし急展開は論外です

(゚д゚)< しかし、メカデザインが中々どうして秀逸。(ぉ

流石マクロススタッフ。ツボを抑えた3変形機構、たいへん良いと思います。

バトロイドよりもアクエリオンに近い、全体的に丸みを帯びたフォルム。

動いたりポージングした時の安定感があっていい。

(゚ー゚)。○ ( 何より丈夫そうだし、安心して遊べそうw(ぉ

色々とスタッフが気合入れて作ってるのが分かる本作品。

SFロボットアニメとしての完成度は、明らかに平均以上。

でも、全然話題になった印象が無かったのは、

メジャーなアニメ視聴者にヒットしなかったせいだろうなぁ・・・(無念

(゚ー゚)。○ ( うーん、GRIDMANと何が違うのか?(ぉ
(゚д゚)< ぉ?女の子か?可愛い女の子か?エロなのか?(ぉ
(゚∀゚)< なんでや!クイニーさん可愛かったやろ!花澤さんやぞ!(ツッコミ待

まぁ何にせよ、河森監督、お疲れ様でした。

良いお仕事でございました。謹んで頂戴させて頂きます。(何

 

 

 

はい。振り返りは終了です。

皆様、お付き合い頂きありがとうございました。

しかし夏アニメ、結果として不作だと言わざるを得ない。

率先して見たくなるアニメは少ないし、

加えてゴミクズクオリティのアニメが多すぎる。

アニメの大量生産の風潮をぶち切って、

ここいらで一回仕切り直す必要あるんじゃないかなぁ・・・。(ぉ

 

まぁ、それはそれとして。

また次回、秋アニメのスタートまとめでお会いしましょう。

それでは、お粗末さまでした。